2/27売り4月号は「ロリータと装甲」! 玉城ティナ×BABY,THE STARS SHINE BRIGHT28ページ、大石蘭のロリータ受験生物語「そんなお洋服ばっかり着ていると、バカに見えるよ」12ページ最初の見開き公開します!

ロリータと装甲。
そんなお洋服ばっかり着ていると、バカに見えるよ。

2/27売りのspoon.表紙ではあえてそんな扇情的なコピーが刻まれています。

そして表紙巻頭28ページに亘って、BABY.THE STARS SHINE BRIGHTの
新作をこんなふうや


こんなふうに着てくれているのは玉城ティナちゃん!

カンのいい人ならもうこれでご理解いただけたでしょう。
今回のspoon.は、ロリータとコスプレの境界線の消失した00年代以降
にロリータ服を着ることの意味を「装甲」というキーワードで
物語る号です。

たとえば、今回のこのティナちゃん×BABYの撮影では複雑なリボンを
スタイリングの方が結び終えたときの「装着終わりました!」という声
がすごいツボでした。
(えっ、なに。それ、宇宙刑事?的なという)

そしてこのステッキ!


ティナちゃんがビジュアルですべてを物語ってくれていますが、今ロリータ服は
リアル魔法少女ウエアーになっているんだとおもいます。

ファンタジーは日常の重さをかわすためにある。
そんな宮〓駿の言葉を無意識に実戦しているのが、ロリータとコスプレが感覚的にマッシュアップされている
ゼロゼロ年代以降のニューロリータたちではないかと。

ロリータ服を着ることで日常と対峙して自分をふわっと日常の中で文字通り浮かせてみる。
そこから見えてきたもののの中で世界と自分の新しい関係の結び方を考える。

その「装甲からの発想」についてはじつは前号に掲載したデイリーウエアーとして
BABYを着ている声優上坂すみれさんの半生のドキュメンタリー
『思春期と装甲』で大石蘭さんに触れてもらっていました。

spoon. (スプーン) 2013年 02月号 [雑誌]

spoon. (スプーン) 2013年 02月号 [雑誌]

そして今回はEmily Temple cuteを着続けて、予備校の講習に通い、模試を受け、センター試験を受け
見事東大文科三類に合格した大石蘭さん自身を主人公にした以下の物語が誌面で展開されます。


以下「そんなお洋服ばっかり着ていると、バカに見えるよ」最初の見開きです

なんで大石さんはメイクやヘアを作る時間をプラスしてフルセット装着(=装甲)すると
普通の洋服より圧倒的に時間がかかるEmilyを、わざわざ受験のための勝負服にしたのか?

その理由が綴られる「そんなお洋服ばっかり着ていると、バカに見えるよ」は、
メンタルの面でかなり共感度の高い「ロリータあるある」の物語になっていると思います。


この他Angelic Pretty 星降る夜のFantasic Partyのレポ、
BABY,THE STARS SHINE BRIGHTの過去カタログ採録など最新ロリータ事情を
ビジュアルとテキストから誌面化するspoon.2012年4月号、2月27日発売です!

spoon. (スプーン) 2013年 04月号 [雑誌]

spoon. (スプーン) 2013年 04月号 [雑誌]