谷川俊太郎の名作詩を「大人の少女まんが」に超訳した『うたかた〜まんがで読む谷川俊太郎 』1月31日発売!

「二十億光年の孤独」「朝のリレー」「空の青さを見つめていると」など谷川俊太郎の名作詩を「大人の少女まんが」に超訳した『うたかた〜まんがで読む谷川俊太郎 』1月31日発売!



"原作者"谷川俊太郎氏も絶賛!谷川俊太郎の名作詩を「大人の少女まんが」に超訳した『うたかた〜まんがで読む谷川俊太郎 』1月31日発売!


谷川俊太郎」の名前は知っているけど、どんな詩を書いているかは知らない。

教科書に谷川俊太郎の詩が載らなくなって久しくそんな平成生まれの世代が増えて来ました。

また、小学校の時「谷川俊太郎」の詩に触れた世代にも、今も氏が精力的に創作活動を続けている事実はあまり知られていません。

これは正しい"感性の教養"を身につける機会が今大きく損われているということでは?

という危機感と焦燥感が本書『うたかた〜まんがで読む谷川俊太郎』の出発点です。

谷川俊太郎の詩の中に息づく、厳しい自己探求の精神と、ことばで「己」を突き詰めるからこそわかる他者への慈愛の精神。

本書はそんな谷川俊太郎の品位の高い(逆に言うと相田みつをのようにベタでないので伝わりにくい)
人生哲学をアラサーの女性主人公の目線を軸にオールカラー の「大人の少女まんが」 に"超訳"します。

その中味の一部をご紹介すると…


●「二十億光年の孤独」10ページ
自己完結してる彼にいらだつデザイン事務所勤務カナの孤独

●「ゆっくりゆきちゃん」7ページ
後輩からもばかにされている要領が悪い35歳OLゆきちゃん

●「朝のリレー」48ページ
アンネ・フランクの住んでいた部屋に立ち寄る女性カメラマン冬子が幻視した屋根裏部屋の朝


などなど"浮遊する女子キャラ"たちが谷川俊太郎の名作詩のエッセンスを2012年仕様の筋立てと絵柄で表現します。
掲載まんがはすべてオールカラーで、登場人物の実年齢に近いアラサー女性には懐かしの90年代のサブカルチャーコミックの匂いを感じられ、10代後半から20代前半のネット世代の女性にはまんが から現代詩を学べるという敷居の低さが魅力になっています。



こちら「二十億光年の孤独」全ページを公開中のサイトです

http://www.spoon01.com/editors/etc_utakata20111230.html

本書のクライマックスと言える「朝のリレー」と「二十億光年の孤独」は連作になって
います。ちょっと恋愛依存症傾向にあるカナがどう変わるかは本書で!

(『うたかた〜まんがで読む谷川俊太郎 』収録「二十億光年の孤独」より)


以下著者プロフィールと本書の書式等です。

著者プロフィール
tsukao(つかお)
神戸市生まれ。神戸大学卒業後、写真家菅原一剛氏に師事、2006年独立。
写真家としては、ブラジル撮影のCDブックCouleurCafe"BRAZIL"(LD&K)を2011年に発表、また
まんが家としては東京の公園を写真とまんがをミックスして紹介した『東京空気公園』(主婦の友社
を2011年に発表している。
www.tsukao.net


原作者プロフィール

谷川 俊太郎(たにかわ しゅんたろう)
1931年、東京生まれ。詩人。詩集『二十億光年の孤独』を刊行以来、詩やエッセー、翻訳、脚本など幅広く活動する。本書『うたかた〜まんがで読む谷川俊太郎 』では本書中面掲載の写真詩集ページ「二階堂ふみ×谷川俊太郎」用に新作詩「昔のページ」を書きおろしている。

『うたかた〜まんがで読む谷川俊太郎
発行:プレビジョン/発売:角川グループパブリッシング 1500円(税込) 2012年1月31日発売
B5判、オールカラー112ページ/並製本

うたかた ?まんがで読む谷川俊太郎    62484‐21 (カドカワムック)

うたかた ?まんがで読む谷川俊太郎 62484‐21 (カドカワムック)

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myfreecell@gmail.com 『うたかた〜まんがで読む谷川俊太郎 』発行人 斉藤まこと